1106

おいしいバタークッキーをもらった。

牛のイラストがプリントされたジップロックに入った状態で渡された。バターなので牛なのだろうなあと思う。こういう遊び心にときめいてしまう。

 

長い文章を書こうとすると余計な要素をいれてしまいがちで、しかしその「余計な」ところこそ記録しておいたほうが良いのだろうか?と考えている。

幼いころから「そんな考えてもどうしようもないことばかり考えていないで、やるべきことをさっさとやってしまいなさい」と言われ続けてきたが、ほんとうにそれがやるべきことなのか納得できないと身体が動かない。

 

1105

でかい案件が終わったけれど、また次がやってくる。ひとつ終わったら振り返ることもなく次へ次へ次へ、もっと効率よくもっとセンスよくもっと、と積み上がっていく。身動きがとれない。

やっちゃうから駄目なんだよ、と言われたがそこに落ちているものを引っ張り上げなければじゃあわたしは何でここにいるの?とも思う。やってることは好きだがやることが多い。

 

むかし管理していたサイトを整理しようと思って履歴を確認したら、拍手機能が生き残っていて「いつかまたか戻ってきてくれるんじゃないかと思っている」とまるでひとりごとのようなメッセージを去年だれかが送って下さっていたことを知り涙ぐんでしまった。

0922

3連休と3連休の狭間の三日間が終わった。怒涛。先週も台風だったが今週も台風。

急に寒くなった。長袖+カーディガンを着用しないと夜は寒い。

 

友人にすすめられるまま『リコリス・リコイル』というアニメを観ている。「DA」(治安維持組織)は惨事が起こるまえにそれらを抑止する=犯罪者を暗殺することを主な任務にしていて、組織に所属する暗殺者は「リコリス」と呼ばれ見た目は女子高生で、という話。みんな戦う女子高生がお好きなんですねと思いつつ最後まで観る予定です。リコリスは警戒されにくい見た目(少女であること)が条件なのである一定の年齢を過ぎると引退となるらしい。嫌すぎる設定。主人公は「現役」なのだけれど、むしろ「引退後」のリコリスがどう過ごしているのかのほうが興味がある。

 

長谷川成人氏ら日本の3人 ノーベル賞候補 ALS研究など - 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20220921-NXD7L5FF25NWZGR5VTUDSR3YU4/ 

きょう気になったニュース。

 

0914

お久しぶりです。

 

大きな案件が重なってノンストップだった。ノンストップです。まだ終わっていない。

だんだん自分とまわりの境界線が曖昧になってしまい自分がなにかの現象の一部のように思えてきて自分の肉体や感情に無関心になっているときがある。現象の一部、という表現でいいのだろうか。ドミノ倒しのドミノのひとつ、何かを受け取りしかるべきところへ渡す運動、みたいな。

 

ニュースを見るのがきつく、しかしツイッターを見るのもしんどく、けっきょくパワーオブザドッグの原作小説を読んでしまっています。そう、わたしはまだパワーオブザドッグという作品に取り憑かれたままなのです。

 

0806


めちゃ暑い。

業務がとても過酷。複数のスタッフが自宅待機や出勤停止になってしまっている。人が足りない。
一方で、世間はお盆休みだ旅行だという雰囲気で「こちとら連勤でお盆休みも無いのですが!?」と苛々している。世間と休みのタイミングが違っていても嫌ではない(すこし前に働いていたところは、そもそも年中無休のような部署だったが憤りは無かった。その部署の役割に納得していたからだと思う)が、ぜったいにどこかが歪んでいるのに「問題ないですよ」と言われているような雰囲気に苛々している。
「国が対策をしていない」と言うと「ぜんぶ国のせいにするな」とか「とはいっても経済をまわさないと」とか諭されるのだけれど、これはもう自助の範囲を超えているし個人でどうしようもできない次元の話で、自分自身の手の届く範囲で努力をして、やってもやっても「ほら、なんとかなったでしょ」「できて当然だ」と積み上げたぶんをかすめとられていく。まわりが遊びに行くから妬んでいるわけではない。感謝してほしいわけでもない。自分が無力だなと思うし、業務が手一杯でどうしようもなくて助けられない人もおり、もっとでかい枠組みで動いてくれればなんとかできるかもしれないのに、どうして動いてくれないの、権力ってこういうときに使うもんでしょうよと考えて悔しくなる。みんな疲弊している。殴られ続けることに慣れてしまって、黙って、やりすごしている。
  

0804


8月になった。暑い。
暑いうえに、あいまあいまに豪雨がやってくるので、油断できない。ずっと鞄に折りたたみ傘。

職場で「家族が陽性でした」あるいは「発熱しました」というスタッフが多発していて五人分くらい働いている。まじで。休業しているスタッフからは「迷惑をかけてすみません」と謝られるがどうしようもなく、というか迷惑とかではなく天災みたいなやつなので、どうしていいのかわからない。
 

0730


今日は髪を切りに行った。
いつもできるだけ朝はやい時間に予約をすると決めている。9:30には店に到着していた。

いま二ヶ月に1回のペースで通っているヘアサロンの店長さんはショートカットがとてもうまいと思う。思う、というかむしろそれを売りにされておりわたしも「ショートカットがうまいなら任せたい」と判断してこの店に通うようになった。
通い始めたのは2019年から。なぜしっかり「2019年から」だと記憶しているかというと、2019年のわたしは荒れに荒れており長かった髪をばっさりショートにしたり、ひとりで一週間ほどニューヨークに行ったり、脚本を書いたりで迷走をしていた。ぐだぐだとしているうちに時は流れ翌年2020年からは感染症の拡大でぐだぐだもできなくなったわけなので、2019年にアグレッシブに突っ走っていて良かったのかもしれない。

鏡の前にいるのがほんとうに苦痛なのでヘアサロンではずっとテンションが低いのだけれど、ここのスタッフさんは客に話しかけず黙々とカットをしてくれるので良い。今回は耳を出すスタイルにしてもらった。これが似合っているのかどうかよくわからない。自分の容姿、髪の毛のかたちですら、いつまでたっても居心地が悪い。

良寛の歌に
「あは雪の中にたちたる三千大千世界(みちあふち) またその中にあは雪ぞ降る」
というのがあって、かなりSFやないかとおもった。