0706

仕事がざわざわしている。「やったことない」やつをやってみるが、やったことがないので五里霧中すぎて躓いてようやく「足元に障害物があったのだな」とわかる。
出来ないことが出来るようになる喜びと達成感に、すぐに飛びついてしまう。観察し仮設を立て試してみて結果を振り返り総括する、というようなことはしない俄然お手本のような「やったらやりっぱなし」野郎なわたしは霧の中を無鉄砲に突き進んでいて、後から来る人のためにしるしを置くことも道をつくることもできていない。その点についてとてつもなく後ろめたい気持ちになるときがある。持続可能、を目にするとどきどきしてしまう。持続が何よりも苦手。続けていく、続けられるシステムをつくること。

『代わりに読む人』の創刊準備号がきっかけで後藤明生作品を読み始めた。なぜいままで読んでいなかったのか。おもしろい。