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平安神宮に行った。遅い初詣のつもり。
参拝者の数は少なく、結婚式の前撮りをしていた。

昨年ずっと持ち歩いていた厄除けのお守りと、知人から預かっていた交通安全のお守りを返した。お参りをして、今年のぶんの厄除けお守りをいただく。平安神宮の厄除けお守りはデザインも好きで、毎年こうして返しては受け返しては受けを繰り返している。
神社とも相性があるらしく、それで言うとわたしは平安神宮がいちばん落ち着くし好きな神社だと思う。なんせ府立図書館が近い。大学のころ講義をさぼって府立図書館に行くことが多かった。自分で講義をさぼると決めて行動できるのは嬉しかった。
自分の時間をどう使うのか自分で決めてコントロールできるというのはとても自由だなと感じていたのに、いまは「どうすればいいのかわからない」状態だから決めるのが怖くしんどく疲れる。誰かあるいは何かに決めてもらったほうが楽なのではとすら思えてきてまったくもって良くない。最近はずっと迷っている。正解は無いとわかっている。ダメージがいちばん少ないところへ滑り込む選択しかできないでいる。

こんな俄然ふにゃふにゃの状態でお参りをしたわけです。これはもう、おみくじを引けということかなと思い、よりにもよって、おみくじを引いてしまった。迷っているときに引く「おみくじ」ほどやばいものはない。結果は末吉で、「雨に降られた旅人が急いで飛び出して行くが、待ったら晴れるんだから、そんなに焦って行くなよ。落ち着いて。急くのはよくない。」みたいなことが書かれていた。やっぱり焦りすぎているのだろうか。もっとちゃんと時間をかけて考えたほうがいいのだろうか。ただこの雨が止むのかどうかわからない。待っている時間すら苦痛で、濡れるよりもじりじりとたましいがすり減っていくのに我慢できずに飛び出してしまおうとしているのがいまのわたしなのかもしれない。